ポット(potentiometer)が届いたので交換。シャフトのCTSポットで売っていたのは爪のあるタイプなので、まずはここをカット。
カットして磨いた後のポット。
ポットとジャックの交換時だけ使うドライバー。インチ用とミリ用。先が長いのはストラトのジャックの時の為。
CTSのと交換されるショボいポット。
ポットはヘソ付きではない。ヘソ付きでシャフトのポットは見かけない。
プレートにはTHS GR(?)のロゴ。
ムスタング配線実体図。
コンデンサー。ダイレクトロンのリプロダクトものにするか’80年前後のダイレクトロンのどちらにするか…。オールドのビタミンQも悪くなかったが。
’80年前後のダイレクトロンに。
半田落としすぎ…。
60〜70年代のダイレクトロンより一回り小さい。サークルDのロゴマークや文字印字も大きい。ヴィンテージは、ジャックのアースへは落としていない。最近はこういう配線はしないはず。
配線チェック。OK。
ノブは内部が金属筒になっていない安物。
シャフトが長すぎてノブが飛び出してしまった。(右がヴィンテージ)
1mm厚のワッシャー3枚でちょうど良くなる。
以前持っていたフェンジャパ・ムスタングも無味無臭だったがスクワイヤームスタングも全く同じ傾向。特徴のない音。まるでムスタングの音ではない。
サドル交換、コンデンサーで多少は良くなったが、まだまだなのでさらにデッド方向にするためネックへのシム入れを行う。まずはネックを外す。わかりやすいデイティング。2011-10-12。
接合面もクリア塗装してある。Fenderは普通ここはクリア塗装はしていないか落としてある。次回外した時にクリアを少し落とす。
ゴミなのか、シムなのか?コルクの様なものが挟まっていた。
0.8mmのシムを入れてみる。
弦を張ると弦高はこの程度に下がっていた。
ついでにピックガードを赤べっ甲に、ピックアップをストラトから借りて替えてみる。’73 ピックアップのミドル(5.6KΩ)とブリッジ(5.6KΩ)。
スタッガードだがムスタングピックアップカバーはつくのか?
飛びてたポールピースの分、ムスタングのカバーが上に行くが大丈夫そう。
ブリッジにつけたストラト用ブリッジピックアップは配線が届かなかった。+-を逆にしてギリギリ内側に届いた。ネックとミドルを使えば問題なかった。
ピックガードも無理なくきちんと収まった。音は予想どおりパキパキ、ギラギラっとムスタングっぽくなった。この方向の音でなにかピックアップを探さないと。スタッガードでなくポールピースが揃っていて、出力低めのヴィンテージ系。アルニコ5。
’66ヴィンテージものに比べるとスカッとしない、赤べっ甲というより『赤っぽい茶べっ甲』に交換。amazonにあったYJB PARTSという製品。
型はFender Japanから採ったと説明には書いてあったが、取り外したSquier製と比べると、ネジ穴がピタリと合っていたのは12ヶ所中8個程度。あとはやや斜めに入れれば入るくらいのズレ。しかしネジ穴で合わすとネックが当たりブリッジにも当たる。ピックアップ位置とスイッチ位置もずいぶん違う。まあともかく全く合わない。削るしかない。
スクワイヤーのボディに新たに穴を開けないようにするにはピックガードでなんとかしなくてはならない。
ネック側とブリッジ側を簡単に削ってピックアップ、スイッチをつけて裏返してみたが、キャビティには収まらなかった。Fender Japanに比べ、ネックピックアップがややブリッジ寄りに、スイッチ位置が1mm弱内側な模様。当たってしまい収まらないので、該当箇所のピックガードを1mm弱程度適当に削ってなんとか収めた。
※コントローラーのメッキプレート辺りに全く隙間がないのがわかる。
左:’66 Fenderムスタング、右:スクワイヤー、その下が標準の茶べっ甲ピックガード。
ストラトに’73(ヴィンテージ)ピックアップを返却したので、余っているテキサススペシャル(通常版)をリアに、Squierムスタングピックアップ(イエロー配線の逆巻)をフロントに載せる。
音的に、まったく良いとこ無し。やはりハイパワー系はムスタングには合わない。
現在の仕様 ピックアップ:(フロント)Squierムスタングピックアップ、(リア)テキサススペシャルのリア Capacitor:ダイレクトロン(リプロ品)0.05 ポット:CTS 250K Aカーブ x 2
↑まったくいいとこ無しだったので、余ったフェンダージャパンEシリアルピックアップに載せ替え。
配線の長さの都合でリアに出力低いミドル用を載せた。
判別用のシールを作成して貼った。
マッチング非常に良し。
現在の仕様 ピックアップ:(フロント)(リア)Fender Japan Eシリアルピックアップ Capacitor:ダイレクトロン(リプロ品)0.05 ポット:CTS 250K Aカーブ x 2
Fender Japan Sシリアルのネックを入手。
MG-69用のネックらしい。
やはりSquierでは出ない音になる。
Fender Japan MG65に載っているらしい60S グレイボビンピックアップを入手。クロスワイヤーはコシの無いワックス加工されていないタイプの線。
Squier製はブラックボビン。
おおよそ、前後共5.6Kの直列抵抗値。
ピックアップカバーはSquier製をそのまま流用。
Fender Jピックアップはリード線に多少余裕がある長さ。
赤べっ甲ピックガードはFenderジャパン用(もしくはFender Japan製)。ネジ穴位置がズレズレなので、今回は全部埋めて開け直し。コントロールパネルの3穴も埋めて開け直し。合計15箇所。
ここまでの仕様 ネック:Fender Japan MG-69(Sシリアル 1994~1995) ボディ:Squier FSR Classic Vibe ピックアップ:Fender Japan 60S MUSTANG用グレイボビン Capacitor:ダイレクトロン(80年代)0.05/100V ポット:CTS 250K Aカーブ x 2
↓ 現在の状態
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