45年前に買ったものと年式、色が同じフェルナンデス バーニーカスタム FST ブロンドカラーを入手。
フレットがほとんど無いが外観はとても状態が良い個体。4.48kgとかなり重い。FSTのどのグレードだかは不明。
この年式の特徴はなんと言ってもフェルナンデスのロゴ。左からFernandes、Fender (1973)、Fender Japan(頭の丸みがだいぶ違う)
当時は当然本物を知らないのでこんなに似ているとは思わなかったがヘッド形状はかなり似ている。
ネックは細身だがかなり厚みのあるタイプ。
一通り弾いてから各部、交換部品などをチェックする
ネックエンド指板に刻まれているフェルナンデスのシリアルナンバー。
錆びていてよく分からないサドル。オリジナルかどうかは不明。交換予定。
ノブもオリジナルかどうかは不明。ポットをCTSに変えるのでここも交換予定。
キャビティ。加工されておらず綺麗なまま。
綺麗な日焼け痕。
少し幅狭な3点留めネックプレート
ここはかなりFenderそっくり
ネックにもポケットにも何も書き込みの類はなし
ノイズ対策の金属プレートのついたピックアップ。3つとも5.9K前後の値。ポット、配線系はいろいろ交換されていた。
TONEの2つのポットはオリジナルなのかも
見慣れない5ウェイスイッチ。ガリが出ているので交換したいところ
ピックアップ、カバー、スプリング、止めネジは外してこのまま保管
スイッチは交換したいところだが、通常のタイプはネジ幅が合わず使えない。(上がフェルナンデス)左側のねじ穴をそのまま利用し、スリットを広げ、右側に新たなネジ穴を開けると比較的加工跡が目立たず出来そうではあるが、今回は見送ることに
清掃後の5ウェイスイッチ。相当接点復活剤を吹きかけられていた模様。
柔やわになったアルミシート。交換
清掃後のボディ。
Fender純正のピックガード を合わせてみる。ネジ穴位置は合わないがそう問題はなさそう。スイッチ交換する場合はピックガード を変える(=ボディにはネジ穴が開く)かオリジナルのピックガードを加工するか悩むところ
ペグは交換するので外してみると5、6弦のブッシュが他と違うことに気付いた。まあこれもどちらがオリジナルなのかは不明。見たことのない形なので手前の2つがオリジナルかも
似たタイプのブッシュを取り付け。
Fキーペグの取り付けのためペグ穴を0.7mmほど広げる。ペグのネジ穴は微妙に合わないので埋木
右がフェルナンデスのオリジナルペグ。(オリジナルといってもFenderの微妙なパクリだが…)
取り付け完了
ペグ穴の間隔はオリジナルと同じなので綺麗にラインが揃う
ジャックはSwitchcraftに交換
幅狭のFender製サドルに交換。
アルミシートの貼り直し
5ウェイスイッチはそのまま継続使用。ポット(CTS A250K)、コンデンサー(ヴィンテージCRL 0.05/50V)に交換。
ピックアップは似たような感じのところで、フロントFender Custom ‘69、ミドルFender Custom ‘69、リアVoodoo ’60s(Voodooは正位相)。
ピックガードのピックアップの穴はほんの少しFenderより小さいようでかなりキツキツだった。
Fernandes FSTのフレット交換
フレットレスのように減っているのでJescar 57110に交換。ナットは牛骨に交換。
ピックアップは、3個ともCustom ‘69に変更。トレモロユニット一式を(スプリングハンガー&スプリングも)Fender製に交換。トレモロ用にネジ穴を開け直し。ピックガードはFender製アノダイズドに交換。
現在の仕様:
ピックアップ:Custom ‘69 フロント5.2K、ミドル5.3K、リア5.6K
コンデンサー:WESTCAP 0.047μF/100
このギターの情報をありがとう!
私は1974年を持っていて、それについて疑問に思っていました。
私の体はオリジナルなのかしらと思いましたが、あなたの写真からそれがわかります。
あなたはギターに付属しているピックアップが好きではありませんでした。
もっと教えていただけますか?
必要に応じて私のメールに書き込むことができます。
ノア
いいねいいね