ブラックストラト1号 Ver.5（plus Clapton circuit）

Clapton Signature Modelのサーキットが丸ごと余って置いてあるので、ブラックストラト1号に移植してみる。かなりボディをザグってミッドブースター回路と9V電池を収める場所を作る必要がある。

Fender Clapton Stratocaster Signature Lace Sensor Midbooster Circuit wiring ミッドブスートミッドブースター回路

ザクリビットで数回に分けて丸く掘りノミで拡張、整えていき収める場所を整形する素人手法。

掘ってみると良くわかるがクラプトンストラトはかなり穴だらけなボディになる。元が重いボディでやると良さそう。このブラックストラトはかなり軽量なボディだったので音質低下の影響を受けやすいかも。このあと、紙やすり→パテ埋め→導電塗料塗布で仕上げた。

ミッドブースト回路の方はケチって16mm掘ったが浅かった。余裕も見て20mm掘るべきだった。浅かったので絶縁用のビニールシートだけで固定。スポンジは無理だった。

電池室は試しに端子をつけて入れてみると、端子の厚みが思ったよりあり、縦方向の長さが足りなかったので追加工事した。

穴あけ作業が完了したので、後は普通にパーツを組み付け。クラプトンモデルから結線されたまま外した状態になっているので、半田作業は簡単で下記を行っただけ。

・ボディにミッドブースト回路と電池室からくるコールドをボディへ端子ごと取り付け
・ジャックをモノでなくステレオに交換。ホット（リア側のポットから）、コールド（リア側ポットから）、コールド（電池室から）の3本を接続
・トレモロスプリングフォルダーからのコールド線をボリュームポットへ接続

はじめにミッドブースト回路を固定。ザグりが浅かったので、本来回路下につけるネジの白いプラ製の下駄を上につけるしかなかった。

電池を取り付けたので、バックプレートも付ける。3プライのものが1枚しかないのでそれで代用。

TBXコントロールポット（通常のフロントトーンの位置）。この写真だと上が1M、下が500K。1Mには0.003mFのcapacitor。500Mには0.022mFcapacitor。TBXコントロールポットには、目盛り5の位置でクリックストップがある。5より上でローカット、5より下でハイカット。シャフトがやや長いので歯付きワッシャー下にナットを1枚余計にかぶして高さ調整。5ウェイのスイッチは通常のSwitchcraftのお品と同じ。

いまのところ無改造のcircuit。

ここまでの仕様
  ネック：Fender Japan Nシリアル（1988 ～ 1989） メイプル指板 21フレット
  ボディ：Squire Eシリアル
  ピックアップ：Fender Lace Sensor × 3
  ポット：ボリューム OAK A50K、
ミッドブーストTBX（下1M＋上500K）、トーン CTS A250K
  Capacitor：1Mポットに0.003mFのcapacitor。500Kポットに0.022mF

0.022のコンデンサーを交換してみようかとも思ったが、ここまでミッドブーストで作られた音だと、コンデンサー交換ごときでは特に効果はなさそう。